緒方智絵里「私だけの、幸せのカタチ」
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14:名無しNIPPER[saga]
2019/02/24(日) 12:29:29.14 ID:0mFfN2IW0
はははとPは照れた様に笑い、後頭部を掻いた。


その仕草を見たちひろはにっこりと微笑む。


「あっ、そうだ。担当アイドルとそこまでの信頼関係を築く、そんなPさんでしたら……」


そう言うとちひろは笑顔を保ちつつ、自分の机の中から何かを取り出し、それをPの机の上にへと置いた。


「もちろん、事務員の私とも良好な関係を築いてくれますよね?」


「……それはつまり、これを買えって事ですか?」


Pは置かれたものを指差し、ちひろにへと問い質す。それは事務所で売られている栄養ドリンクであった。


CGプロダクションの自社ブランド商品でもあり、ちひろが他のプロデューサーにへとよく売りつけている物でもあった。


そして同僚の大半が買っており、愛飲している事をPも知ってはいた。





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