不死講
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16: ◆CItYBDS.l2[saga]
2019/03/04(月) 23:27:59.19 ID:BQ4P3nWK0


「見つけてから考えよう」


そう、僕は名探偵。僕を前にして、すべての謎は自ら股を開く。
解けないときは、自発的にマタグラを覗きに行けばいい。


「見つけちゃったよ」


それは、遺体の捜索を開始の合図代わりに煙草に火をつけてから5秒とかからなかった。
それより、なんてことだ。僕の目の前には、あり得ない光景が広がっている。

僕の目の前に猫がいるぞ。

どういうことだ?こんなことがあるのか。
猫の野郎、奴は四本足で歩いているぞ。なんてことだ。
しかもよく見れば、その口に結婚指輪氏をくわえていやがる。


「おい、そいつを離せ。話せばわかる!」


「にゃあ」


なんてこった。
話してもわからないタイプの猫だった。


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