マーティ・マクフライ「えっ? ドク、糞を漏らしたのかい?」
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4:名無しNIPPER[sage saga]
2019/02/21(木) 22:30:33.24 ID:GHbflzSB0
「これが、【フハックス・キャパシター】さ」

デロリアンのアクセサリーをONにすると。
タイムマシンの心臓部に、電気が通った。
この装置によって、次元転移が可能となる。

「……な、なんと! 実現するとは……!」

まるで、雷にでも打たれたように震えるドク。
その手には、次元転移装置の設計図があった。
今日の閃きが、形となって、実体化したのだ。
彼は驚愕と歓喜と達成感に満ち溢れた表情で。

「私は今日、トイレの電球を交換しようとして滑って転び、額を便座にしたたかに打ち付け、その衝撃で糞を漏らした際に、見えたのだ!」
「えっ? ドク、糞を漏らしたのかい?」
「ハッキリと見えた! この装置の仕組みが!」

糞を漏らしたことは、知らなかったけれども。

「私はついに、機能する物を発明したのだ!」
「大発明だよ、ドク」
「こうしちゃいられん! 君を未来に帰さねば」

悲願の達成を喜ぶ暇など、彼らにはなかった。


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