マーティ・マクフライ「えっ? ドク、糞を漏らしたのかい?」
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35:名無しNIPPER[sage saga]
2019/02/21(木) 23:41:50.69 ID:GHbflzSB0
「やめろぉぉおおおおっ!!!!」

深夜の駐車場に響き渡る、悲痛な叫び。
それは間違いなく、自分のものであり。
全てが終わったことを、意味していた。

「ガキを追えっ!」

テロリストがマーティを追いかける。
そのまま、デロリアンは加速して。
30年前の過去へと、飛び去った。

「ドク!」

マーティは仰向けに倒れたドクに駆け寄る。
テロリストは屋台に突っ込んだので問題ない。
死んだように動かないドクをうつ伏せにする。

「ああっ……ドクッ!?」

漂う臭いで、彼が糞を漏らしたことを悟った。

「間に合わなかった……うぅっ……あれ?」

悔し泣きしながら、気づく。尻が綺麗だった。

「ドク、もしかして……?」
「色々考えたが……オムツを穿くことにしたよ」

訝しむと、照れ臭そうに、ドクは白状した。
彼の手には、糞塗れの手紙が握られていた。
かろうじて『脱糞』の2文字が読み取れた。
それを読んで、オムツを穿いたのだろう。
何が宇宙の危機だ。それでも、ほっとした。
オムツを穿いてもドクは糞を漏らしたのだ。
それならタイム・パラドックスは生じない。

ドクの尊厳と共に、宇宙は救われたのだった。


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