マーティ・マクフライ「えっ? ドク、糞を漏らしたのかい?」
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31:名無しNIPPER[sage saga]
2019/02/21(木) 23:30:47.61 ID:GHbflzSB0
「かかれ、かかれ……かかってくれよっ!」

同時刻、マーティは何度もセルを回した。
しかし、デロリアンの原動機は沈黙したまま。
これだからアメ車は信憑性に欠けるのだ。

ジリリリリリリリリンッ!!!!

「っ!?」

スタートの合図を告げるベルが鳴り響いた。
もはや一刻の猶予もない。走り出さないと。
このままでは、過去に取り残されてしまう。
そして、車内で彼は糞塗れとなってしまう。

「どうすればいいんだ……ん? これは……?」

助手席に何やら置いてある。ドクの発明品だ。

「お土産にしては、センスがなさすぎるよ」

それは、ドクが発明した、思考を読む装置。
ヘビーなデザインをしている尻専用の機械。
もちろん、失敗作だ。しかし、改良してある。
装置からケーブルが伸びて、車に接続済み。

「わかったよ、ドク……為せばなる、だろ?」

どのみち、このままではどうしようもない。
マーティはそう判断して、尻に挿れてみた。
その瞬間、デロリアンが、息を吹き返した。
同時にクソワットの意味を完全に理解した。

「フハッ!」

愉悦を漏らし、思いっきりアクセルを踏んだ。


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