マーティ・マクフライ「えっ? ドク、糞を漏らしたのかい?」
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29:名無しNIPPER[sage saga]
2019/02/21(木) 23:26:18.48 ID:GHbflzSB0
「ドク、素直に手紙を読んでくれるかな?」

スタート位置について、時を待つマーティ。
不安なのはドクが忠告を受け入れるかどうか。
生粋の科学者であるエメット・ブラウン博士。
彼は未来を変えることを決断するだろうか。

「そうだ! ちょっと早めに時間を設定しよう」

なにせ、タイムマシンがある。
未来に戻って、説得する猶予を設けよう。
そう考えて、到着時刻を変更していると。

「あれ?」

突然、デロリアンが、エンストした。

「嘘だろ……? 冗談はやめてくれ」

セルモーターの虚しい音だけが響き渡った。
マーティのこめかみに冷や汗が流れる。
見ての通り、彼はとても、焦っていた。
しかし、外見だけではわからないこともある。

「こんな時に、お腹が痛くなるなんて……!」

ぐりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅ〜! と。

マーティの腹から、嘆きの音が、響き渡った。


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