マーティ・マクフライ「えっ? ドク、糞を漏らしたのかい?」
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2:名無しNIPPER[sage saga]
2019/02/21(木) 22:27:38.70 ID:GHbflzSB0
「ふぅ……助かったよ、ドク」
「君は私に寄付を求めているな? 他を当たれ」

トイレを借りた後、おかしなことを言われた。
エメット・ブラウン博士は勘違いをしている。
マーティを沿岸警備隊員だと、誤解していた。
こめかみに絆創膏を貼る彼は、科学者であり。
どうやら人の思考を読む装置を開発中らしい。
それが失敗作であることは、言うまでもない。

「僕は未来から来たんだよ、ドク」
「なんと……君に、その意味がわかるか?」

正体を告げると、ドクはわなわなと震えて。

「つまり、この発明は失敗作ということだ!」

開発中の思考を読む装置を、尻から引き抜く。
ドクの尻から生えたそれは、ヘビーだった。
ヘビーなデザインに、呆気に取られていると。

「おやすみ、未来人くん! 良い夢を!」

ドクは納屋みたいな建物の中に引きこもった。
どうやら失敗したことがショックだった様子。
しかしマーティはドクの大発明を知っている。
それに乗って、この時代へとやってきたのだ。

「待ってよ、ドク! 話を聞いてくれよ!」

返事はない。彼は悩み、そして、思い出した。


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