144:名無しNIPPER[saga]
2019/02/14(木) 00:46:00.43 ID:scTEIUsao
疲弊した姉が一歩後退する。
その瞬間、野犬は怒りに満ちた低い唸り声とともにまた飛びかかってきた。
再びバットを振り回す。
鈍いどすんという音を立て、怪物がアスファルトに転がると同時に、バットが二つに折れてしまった。
(来んな!もう来るんじゃない!)
姉の手には長さ10センチ程の木の切れ端だけが残っていた。
野犬は再び立ち上がろうとしていた。
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