137:名無しNIPPER[saga]
2019/02/13(水) 23:12:59.97 ID:OvpWhSduo
姉は右手の拳を握りしめ大きく振り回し、野犬の下顎に命中させた。
それはまぐれ当たりに近かった。
深い咬傷のために火がついたように痛んでいる肩まで衝撃が走った。
胸を激しく上下させながら野犬をにらみつけた。
顔は血の気が失せ灰色になっている。
「かかってこい!」
姉は絶叫した。
「どうした!お前なんか怖くない!」
野犬は一歩後ずさった。
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