30: ◆O.FqorSBYM[saga]
2019/02/05(火) 21:50:21.22 ID:4nY8lxvX0
ゆり「すぅ...すぅ...」
もこっち「...あ、私とゆりちゃん風呂に入ってない」
ネモ「あーそういえばそうだったねー、一応お風呂の蓋はしておいたけど...」
もこっち「...あとで風呂を作り直すか、それよりどうする?」
ネモ「うーん、ゲームしてるとはしゃいで起こしちゃいそうだねー」
もこっち「つっても、全然眠くないしなぁ...ネモはまだ起きてるのか?」
ネモ「私も、眠くないや...というか寝るタイミングがずれると寝れないんだよねー」
もこっち「...私の部屋から漫画でも持ってくるか?」
ネモ「あ、そうしよう」スクッ
音を立てないように2人は立ち上がる。
廊下の電気もつけずに、携帯の明かりを頼りに歩む。
ギシギシと音がなる今宵の階段、1人で進むなら怖いモノがある。
ネモ「...えへへ」
もこっち「あん?」
ネモ「いやね、友達の家に泊まることはたまにあるけど...」
ネモ「ゲームとかマンガで盛り上がって、一晩中起きてたことっていままでないから...」
ネモ「...とっても楽しいよ」
もこっち「...」
寝ていない深夜のテンションだからだろうか。
そのネモの言葉は、あまりにも真っ直ぐなモノであった。
そんなストレートを受け取った彼女も、純粋な言葉を投げ返す。
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