31: ◆O.FqorSBYM[saga]
2019/02/05(火) 21:51:07.79 ID:4nY8lxvX0
もこっち「...私も、友達を泊まらせたことないから」
もこっち「まぁ...楽しいな」
ネモ「クロに会えなかったら、ずっとオタク趣味を隠してたかもなぁ〜」
もこっち「いや、案外オタサーの姫にでもなってたかもな」
ネモ「えーそうかなー?」
──ガチャッ...
隣の部屋では弟が寝ている。
それを考慮してか、部屋に入る音はかなり静かであった。
ネモ「...日常系の漫画ってある?」
もこっち「私の趣味じゃないからな...ないかも」
ネモ「じゃあなんかオススメしてよ」
もこっち「...じゃあこれとかは?」スッ
ネモ「...うわ懐かしいねこれ、1年くらい前にアニメになってた奴だよね?」
もこっち「...そうだな」
ネモ「あんまり面白くなかったよねー」
もこっち「わかるわ、面白くないんだけど全巻揃えたんだよね」
ネモ「...でもクロがオススメしてくれたから読んでみるかな、あんまり内容覚えてないし」
もこっち「...」
やけに思い出深いその作品。
たいして面白くはない、しかしなぜか全巻揃えてしまっていた。
その出会いは誰にも打ちけることがない、それを彼女にオススメしていた。
64Res/56.79 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20