【オリジナル・異世界転生】少年「力の無い僕が異世界で本当に強くなるまで」
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16:名無しNIPPER
2019/02/02(土) 14:07:11.63 ID:0wWpNs9sO
少年「あの…村にはもう本当に狂暴なモンスターは来ないんですか?」

剣士「ああ。この村に来た時に聞いたが、以前はモンスターは滅多に来ないし来ても村人でどうにか出来る程度だったそうだ」

剣士「だが、さっきも言ったように君が現れ特別な魔石を持ち力を使いだしてから凶悪なモンスターが襲って来始めたんだ」

少年「…僕が、むやみやたらに力を使っていたせいで…」

剣士「気に病むことは無いよ。村のお偉いさん方はわかってて君の力を利用していたのだろう…英雄様が誕生した村として他の民から讃えられたくてね」

少年「えっ…」

剣士「で、話を戻すが…もう魔石は無いから村が魔王に襲われることはもう無い。魔王の村に攻撃していた目的はあくまで『3つの特別な魔石』の内の1つを手に入れる事だったんだ」

少年「そうなんですか…」

魔法使い「その特別な魔石は砕け、力は使えなくなりましたが…まだ魔翌力は残っているみたいです」

武闘家娘「魔王は強い魔翌力を感知できるの…その魔石から発せられるものもね。魔王はそれを追うはずだから」

少年「だとしたら、今度はどんどん僕達を襲いに来るんですか!?」

魔法使い「それは問題ありません、これに包んでください。『遮断の布』です」

魔法使い「この布には、魔翌力を隠す効果があるんですよ」

少年「そんな便利なものが…」

剣士「外に居るときはたまに布を外してまた隠してをしながら進もう。隠しっぱなしだと無差別な攻撃に出る可能性があるし、少しでも魔王の目を惑わす方が都合がいい」

少年「…あの、あなたが持ってる二本の剣の内の一本に巻いてあるのも…同じ布じゃないですか?」

剣士「ああ、そうだよ。気付いたかい?」

剣士「この剣は…まだ使うわけにはいかないんだ」

少年「…?」

剣士「まあ、そのうち分かるさ」




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