【オリジナル・異世界転生】少年「力の無い僕が異世界で本当に強くなるまで」
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17:名無しNIPPER
2019/02/02(土) 14:07:40.79 ID:0wWpNs9sO
魔法使い「勇者様、次はどうしますか?」

剣士「ああ、そうだな…次は…」

少年「…」

少年「え!?あなた勇者なんですか!?」

剣士「そうだよ」

武闘家娘「そういえば言ってなかったね、今は勇者さんは死んだことになってるから…村に居た時は内緒にしてたの」

少年「な、何で死んだことにしてるんですか!?生きてるなら伝えた方が…」

剣士「…そういう訳にはいかないんだよ。ま、これが俺の戦い方なのさ」

剣士「魔王を今度こそ…倒すためのね」

少年「…」

少年(勇者さんの表情が、平静を装いながらも心の底に強い怒りを抑え込んでいるように見えた…)

魔法使い「…私は魔法学園に通っていたのですが、特別な魔石は強力な魔翌力で纏われているためまず普通なら砕けることは無いんですよ」

少年「え?」

魔法使い「砕けたのに魔翌力は残っているのも不自然なんです。今までにも例が無いようで…」

少年「…」

魔法使い「…もし、魂だけは転生し現実にある自分の肉体は意識の無い状態で生きていた場合、その条件で魔石を使用した時どうなるのかはまだ解明されていないみたいなんです」

少年「へー…」

魔法使い「えーと、つまり…これはただの私の仮説ですが、もしかしたら元の世界ではあなたの体は意識の無い状態で生きているのかも知れません」

少年「!」

魔法使い「だとしたら、私達と一緒に旅をしていれば元の世界に帰る方法が見つかるかも知れませんよ!」

少年「…う、うん…」


少年(…ダメだ、本当に僕は情けない奴だ…)

少年(元の世界には帰りたくないと思ってしまった)

ザッザッザッ…




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