4: ◆0D1SCSrCGw[saga]
2019/01/27(日) 00:52:04.50 ID:dqcTFWzO0
〜2時間後〜
千歌「……くっ、ハァ…ハァ」パチン!
ダイヤ「…」バチン!
千歌「うぅ…っ……負け…ました…!」
曜「千歌ちゃんが3回連続で負けるなんて…!強すぎる…」
ダイヤ「わかりましたか?ラブライブ杯には私と同じかもしくはそれ以上の方々がいるのです、到底貴方では勝ち上がることは『 もう1回!!』…はい?」
千歌「もう1局……お願いします…!」
ダイヤ「今、何度やっても同じだと思いますわよ?」
千歌「それでも…指したいんです!何か…掴めそうな気がして…!」
曜(こんな千歌ちゃん、初めて見た……一方的にやられてるのに、凄く楽しそう)
ダイヤ「では最後に一局だけですわよ」
千歌「ありがとうございます!」
……
千歌(凄い……凄い!)
千歌(私だって色んなお客さんと指して凄く強くなったつもりだったのに、まだこんなにも遠くにいる人がいるんだ!)
千歌(一手一手がキラキラ輝いて見える……こんなにも強い人がラブライブ杯に行けばいっぱいるんだ…)
千歌(どうしよう……負けて凄く悔しいのに、それと同じくらい楽しい!ドキドキが止まらない…!)
千歌(私がラブライブ杯に出たい理由……これかもしれない)
千歌(ラブライブ杯について調べて、出場者の棋譜を見て感じたんだ……)
千歌(ただの記録なのに、何故か目を離せなかった)
千歌(ダイヤさんと対局してわかった…私は…)
千歌(あの棋譜を作り上げた人達との戦いを……肌で感じたいんだ!!)
千歌「たどり着いてみせる!同じステージまで!」バッシーン!
▲2五歩
曜「千歌ちゃん…!」
ダイヤ「お互いの飛車先の歩の交換…『 相掛かり』…わたくし相手に力勝負を挑むつもりですの?」パチン
△8五歩
千歌「真っ向勝負で戦いたいんです!」バチン!
▲3八金
ダイヤ「いいですわ、受けてたちましょう」
…
……
………
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