千歌「私たちは、将棋で語り合う」
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3: ◆0D1SCSrCGw[saga]
2019/01/27(日) 00:51:13.81 ID:dqcTFWzO0
〜同日午後 浦の星女学院 将棋部部室 〜

千歌「たのもー!!」バーン!

曜「ちょぉっ!千歌ちゃん!」

ダイヤ「……なんですの?」

千歌「うわっ!すっごい美人!」

曜「いや千歌ちゃん…初対面の人に失礼だって」

ダイヤ「冷やかしですの?」ジトー

千歌「あっ!いやいや違うんです!私『 たち』将棋部に入部したくて!」

曜「あ、やっぱ私も入るの確定してるんだね…」

千歌「えー?よーちゃんは千歌と一緒に部活するの嫌なのー?」

曜「いや……そういうわけじゃないけど……水泳部もあるしさ」

千歌「むぅ…」プクー

曜「まぁでも……私も千歌ちゃんと何か一緒にやりたい!って思ってたからいい機会かもね、掛け持ちでも良ければ付き合うよ!」

千歌「それでこそ私の曜ちゃん!」

曜「私のって………///」

ダイヤ「あの、御二方…わたくしの事をお忘れではございませんよね?」

千歌「あっ!そうだった!入部の件、認めて貰えますか?」

ダイヤ「はあ…あのですわね、認めるも何も…この学校には将棋部なんて存在しないんですのよ」

千歌「へ……?将棋部が…ない??」

曜「え?でもここ将棋部の部室ですよね?生徒会長も将棋を指してたんじゃないんですか?」

千歌(この人生徒会長なんだ)

ダイヤ「数年前に廃部になったんですのよ、わたくしは生徒会の仕事の息抜きとして使わせて頂いているだけですわ」

千歌「そんなぁ〜……部として認めて貰えないんじゃラブライブ杯も出られないじゃん……」

曜「仕方ないよ、こればっかりは」

千歌「でもせっかく曜ちゃんと一緒に出られると思ったのに……」

曜「それは……そうだね」

ダイヤ「あなた方、ラブライブ杯に出たいんですの?」

千歌「はい、そうなんです。でも、部として認めて貰えない限り難しいですよね…」

ダイヤ「5人以上の部員を集めることが出来るのであれば部として認めることは出来ますわ」

千歌「えっ!ホントですか!?」

ダイヤ「ええ、本当です」

千歌「曜ちゃん!集めよう!5人!いくよ!」

曜「えぇ!?今からぁ!?」

ダイヤ「ところであなた方、何故ラブライブ杯に出たいのですか?」

千歌「え?」ウ-ン…

千歌「なんでだろ?」

曜「えぇ……」

ダイヤ「明確な目的も理由も無しにラブライブ杯を目指すのでしたら辞めておいた方がいいですわ、そんな甘いものではないですので」

千歌「むっ…」

曜「流石にそれは言い過ぎじゃないですか?」

千歌「そーですよ!私結構強いんですよ!将棋!!」

ダイヤ「そう…でしたら……」

ダイヤ「私と一局、指してみていただけますか?」


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