マクギリス「インフィニットストラトス…胸が踊るな」
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174: ◆3DtvXoE6Vc[saga]
2019/03/24(日) 03:38:14.56 ID:xN9HK4IA0
夕食後。私の部屋を、一人の男が尋ねた。

マクギリス「…君か。まさか、こんなところで再会するとは。喜んで良いのか、悪いのか」

「なに、どうって事ねえだろ。お互いやれる事やって、死んで。ここに流れ着いた。そんだけだ」

マクギリス「…君には怨まれていると思っていた。私に関わらねば、こうはならなかった。違うか?オルガ団長」

オルガ「ま、確かにな。けどよ、クーデリアのお嬢さんを地球に届ける時、アンタが手助けしてくれなきゃ、鉄華団は終わってた。アンタのおかげで、俺たちは短い間だろうがマシになれた」

マクギリス「だが、君たちは私の話に乗ったからこそ…」

オルガ「乗ると決めたのは俺らだ。それによ。まだミカや昭弘が来てねえって事は、俺が繋いだ道をアイツらは止まらずに進めたって事だ。アンタが単身ギャラルホルンを惹きつけてくれたから、鉄華団のメンバーの道は拓けた。最後まで裏切らなかったアンタを怨む気はねえよ」

マクギリス「…君たちとは、この世界でも協力関係で居たい。どうせ、アリアンロッドも居なければ、火星も土地としてはない。地道に這い上がるとしよう。どうかな」

オルガ「ああ。今後とも、鉄華団を御贔屓に」

オルガ「にしても、アンタなんか変わったな、マクギリス。憑き物が落ちたっつーか。野望を果たせなかった割には良い顔する様になったじゃねえか」

マクギリス「…かもしれないな。あの世界で無くした物や切り捨てた物が、戻ってきたような気がしている」

オルガ「あのお嬢さん方か。なら、アンタが守ってやれよ。仲間を、家族をな。…じゃあ、またな」

マクギリス「…ああ。ありがとう、オルガ団長」


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