5: ◆Dt4E8frZ9k[saga]
2019/01/16(水) 02:54:20.86 ID:1UKtzxtK0
男の部屋
許嫁「しつれいしまーす」
男「どーぞ」
6: ◆Dt4E8frZ9k[saga]
2019/01/16(水) 02:59:01.94 ID:1UKtzxtK0
男「幸いにも、たまの休日に会うくらいだからな。数年もしないうちに今の状況が変わるということもあるわけだし」
許嫁「そ、そうですね」
男「親たちにさえばれなきゃいいんだからな。別に恋人くらい作ってもいいぞ」
7: ◆Dt4E8frZ9k[saga]
2019/01/16(水) 03:00:57.91 ID:1UKtzxtK0
許嫁「…………」ペラ
男「…………」ペラペラ
男(普段はあまり本を読まないが、こうして積んであった本を消化するのもいいな)
8: ◆Dt4E8frZ9k[saga]
2019/01/16(水) 07:25:19.23 ID:1UKtzxtK0
夜
男「…………」ガチャ
男「寝るか」ボフッ
9: ◆QvmnfoCmUs[saga]
2019/01/16(水) 07:28:14.95 ID:1UKtzxtK0
HRが終わると俺はすぐに教室を飛び出し、階段を駆け上がった。
先に着いておきたかったからだ。
4階から屋上へと続く階段を上がり、屋上へ入ることのできる扉の前まで来る。
10: ◆Dt4E8frZ9k[saga]
2019/01/16(水) 07:29:26.07 ID:1UKtzxtK0
トリップミスりました
11: ◆Dt4E8frZ9k[saga]
2019/01/16(水) 07:34:48.32 ID:1UKtzxtK0
「あなたのことがずっと前から好きだったんです。付き合ってください!」
淀みなく口から出たことに一先ず安堵していた。
ぎゅっと目を瞑り、顔を伏せたが、階段の下にいる彼女には俺の表情が丸見えだったかもしれない。
12: ◆Dt4E8frZ9k[saga]
2019/01/16(水) 07:36:42.42 ID:1UKtzxtK0
男「…………はぁ」パチッ
男「あさ、か」
男(昔の夢を見てしまった。思い出してしまった。許嫁と会った時に頭をよぎったことではあったが)
13: ◆Dt4E8frZ9k[saga]
2019/01/16(水) 07:55:22.90 ID:1UKtzxtK0
登校中
「2番線、ドアが閉まります。ご注意ください」
プシュ----ウゥゥゥ
14: ◆Dt4E8frZ9k[saga]
2019/01/16(水) 07:57:37.77 ID:1UKtzxtK0
友「にしてもお前に許嫁が出来るとはなあ。どんな奴だったんだ?」
男「うーん」
友「お前のこともやっぱし気になってたしな。結婚するかは別にしてもちょっくら付き合ってみるぐらい面白いんじゃね?」
15: ◆Dt4E8frZ9k[saga]
2019/01/16(水) 08:00:43.49 ID:1UKtzxtK0
男(そして、日曜日になった。学校でも特に大したことも起きなかった。いつも通りの平日というわけだ)
男(日曜日ということは、あれだ。許嫁と会わなくてはいけない日だ)
許嫁「お邪魔します」ガラッ
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