本田未央「うちの兄貴の華麗なる(?)日々」
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37:名無しNIPPER[sage saga]
2019/01/11(金) 20:50:57.99 ID:6bUZbsq+0
「実は今までの会話をこのスマホに録音させて貰ったんだ」

「う、うん……?」

「つまり、この録音を聞きながらくるみちゃんの言葉を文字に起こせば立派な感想文になるって訳さ」

「ほ、ほんとう?」

「あぁ、本当だとも。くるみちゃんが話してくれた内容は立派な感想だったよ」

俺がそう言うも、くるみちゃんはいまいち納得出来ていないようだ。

「くるみちゃん、君のスマホを貸してもらえるかな? ……よし、これで君のスマホにもデータは行ったよ」

「……これで書けるかなぁ?」

「もし上手に書けなかったらその時は改めて聞きにきな」

「あ、ありがとうごじゃいましゅ……」

「どういたしまして」

「本田くーん、今度はこっち手伝ってー!」

「おう、こうなったらなんでも来いやー!」

俺はこの日、学生が居残れるギリギリまで彼女たちの宿題に付き合った。
それから数日後、仕事をしていると珍しくマスターから声をかけられた。


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