228:名無しNIPPER[saga]
2019/01/11(金) 23:28:07.16 ID:iutvD9xh0
数十分後
アンドレイ「…それで、見てほしいガンプラはこれなんだが」コトッ
ジュウゾウ「GN-XWですか」
ジュウゾウ(…んん?僕が口出しする必要あるのかな?これ)
ジュウゾウ「この段階でも凄い完成度ですけどね…。僕が何かを言える立場ではないです、これ」
ジュウゾウ(初心者、初心者って何だ)
アンドレイ「…私は友人によく言われるのだが、どうにも『頭が固い』らしいんだ」
アンドレイ「だから、こうして素組みからアレンジができずに、そのまま…」
アンドレイ「君は、自分のガンプラを改造していると聞いた」
アンドレイ「だから、アレンジをするコツを聞きたいんだ。父を驚かせられるほどのガンプラを、作りたい」
ジュウゾウ「…僕がとやかく言えるわけじゃないですけど。それでも、言えることはあります」
アンドレイ「…?」
ジュウゾウ「まずは、イメージをすること。どうやって実現するかよりも、イメージをしっかり持つことが重要です」
ジュウゾウ「『こんなガンプラを作りたい!』とか『こんな設定で物語が進んだらどうなるか』とかですね」
ジュウゾウ「そう難しく考えることなんて無いんです。好きに考えて、好きに作る」
ジュウゾウ「思い思いに作れるもの。それが、ガンプラなんですから」
アンドレイ「『好きに考えて、好きに作る』…か…」
ジュウゾウ「例えばですけど『ヴェーダが開示したガ系MSのデータを利用して再設計したGN-X』なんて設定で作ってみたり」
ジュウゾウ「『もしも一年戦争やギャラルホルンでの主力機がGN-Xだったら』なんて妄想を基に作ったり」
ジュウゾウ「本当に、何でもありなんですよ」
アンドレイ「…!なるほど、ガンプラには無限の可能性があるということか!」
ジュウゾウ「はい。どこぞのメイジン曰く『ガンプラは自由』だそうです」
アンドレイ「ありがとう、お蔭で色々なイメージが湧いてきたよ」
ジュウゾウ「お役に立てたなら、何よりです」
585Res/221.71 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20