8: ◆O.FqorSBYM[saga]
2019/01/06(日) 00:00:19.47 ID:S5Xl1a3+0
女囚人「..."連続殺人"です」
女看守「...やはり、そうだよな」
彼女は連続殺人の罪を犯した。
どれだけ時代が進もうと、その罪は変わることのない重さ。
女看守「...」
女囚人「...」
沈黙が再び訪れる。
仲は良くなければ、それを改善しようともしない。
このような犯罪者に話すことなどない、女看守の正義感がそう結論する。
女看守「...」
女囚人「...あの」
女看守「...なんだ?」
女囚人「すみません...少し催してしましました」
女看守「...あぁ、わかった」
彼女は両手を塞がれている、服を脱ぐことすらできない。
だから介助をしなければならない、それが女看守の役割である。
話す気も起きないこの女の世話をしなければならない、仕事と割り切るしかない。
女囚人「...すみませんね」
女看守「...さっさと済ませてくれ」
女囚人「はい...」
聞こえたくない音、例えそれが愛する者であっても。
だが目をそらしてはいけない、不審なことをしていないかを。
どちらにしろ今後は自分自身も同じ立場になる、理を捨てなければならない。
女囚人「...終わりました、すみません」
女看守「あぁ...わかった」
女囚人「...」
ありのままの一部を見せているというのに照れもしない。
それは当然、彼女らは同性である、意識をするわけがなかった。
彼女の服装を整えてあげると彼女は歩み始めようとする。
女看守「...進むぞ」
〜〜〜〜
54Res/60.33 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20