41: ◆O.FqorSBYM[saga]
2019/01/06(日) 00:36:25.38 ID:S5Xl1a3+0
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女看守「...」スタスタ
女囚人「...」スタスタ
濃い時間が過ぎ去っていく。
それは洞窟内でに長距離歩行を忘れされるだけではない。
疲労感までもが忘却される、愛の力というモノはとてつもない。
女看守「...」ピクッ
だがそれに水を差す無粋な者たちが現れる。
人の恋路を邪魔するやつは、馬に蹴られて死ぬばいい。
だが現れたのはクリーチャーだけではなかった、そこにあったのは。
女囚人「...やっと、しっかりと顔を見ることができましたね」
女看守「...あぁ、お前は可愛らしいな」
女囚人「...あなたは、とても美人さんですね」
一筋の光が、彼女たちの顔を照らした。
そこにあったのは洞窟の出口であった。
4日、ほぼ歩きっぱなしでようやくたどり着くことができた。
女看守「...さて、この邪魔者たちを蹴散らすとするか」スチャ
女囚人「そうですねぇ...数は昨日よりかは少ないみたいですね」スチャ
──ピシュッ! ピシュッ! ピシュッ!
────バシュシュシュッ! バシュシュシュシュシュッ!
2種類の弾幕がこの原生生物を蹴散らす。
過去も未来も、人ですら銃器に敵わない、このクリーチャーも同じである。
CREATURE「──ピギャアアアアアアアアアアアアアアッッ!」
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