40: ◆O.FqorSBYM[saga]
2019/01/06(日) 00:35:22.00 ID:S5Xl1a3+0
女看守「...一先ず、この洞窟を脱出しよう」
女看守「いい加減恒星による明かりを浴びたいからな」
女囚人「そうですねぇ...私もあなたの顔をじっくりみたいですからね」
女看守「──なぁっ...!? ば、ばかぁっ!」
女囚人「...かわいいですね、なんでソレで今まで恋人がいなかったんですか?」
女看守「う、うるさい...っ!」
顔が熱くなる、今日は4日目。
身体に走る妙な違和感と共に彼女らは歩み始める。
きっともうすぐ、この暗黒の出口から脱出できるであろう。
女看守「...行こう」
女囚人「...はい」
────ぎゅっ
洞窟の暗さとは反比例するその輝かしさ。
それは彼女らがお互いに握る手を見れば明白だ。
暖かい、それを知ってしまえばもう恋愛映画を見ただけでは満たされない。
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