38: ◆O.FqorSBYM[saga]
2019/01/06(日) 00:34:02.11 ID:S5Xl1a3+0
女囚人「...今思い返せば、なぜそんな男と付き合っていたんでしょうかね」
女囚人「きっと浮かれてたんでしょうね、冴えない私を必要としてくれる男の人がいると」
女囚人「...気づけば、私も人殺しの手伝いをするようになっていました」
女囚人「別れた後も、人を殺した後にするセックスが...とても快感で忘れられなかったんです」
女囚人は己のリビドーに抗えなかったのであった。
珍しいことではない、この世にはそのような人間は多々いる。
だたリビドーに達する条件が特殊すぎたのであった、だから重い罪を背負ってしまった。
女看守「...あのクリーチャー共を大量に殺して、それを思い出したのか」
女囚人「...そうです」
女看守「そうか...」
女囚人「...私は、生きていちゃいけない人間なんです」
女囚人「早く、刑を執行されるべきなんです」
女看守「...」
普段の彼女なら、そんな自分勝手な理由で人を殺すなど理解できなかっただろう。
現状も理解はできていない、だが彼女を黙したのは理ではない。
世界を敵に回してでも手を差し伸べる、それが愛を知った女性。
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