37: ◆O.FqorSBYM[saga]
2019/01/06(日) 00:33:02.43 ID:S5Xl1a3+0
女看守「泣くなよ...泣きたいのは私のほうなんだからな...っ」
────ぎゅっ
そんな言葉とは裏腹に、彼女はそのまま抱き寄せた。
どうしてこんなにまで胸が痛むのか、どうしてこんな奴に。
彼女は知ってしまった、極限状態が狂わせた愛という感情を。
女看守「お前は女だというのに...恋しくてたまらない...」
女看守「どうしてくれるんだ...離れたくないじゃないかぁ...っ」
彼女にこの行為は酷すぎた。
まともに人を好きになったことがない。
耐性などあるわけがない、それが例え同性だとしても。
女看守「...」
女囚人「...」
そして出来たのは沈黙であった。
熱い抱擁が時を加速していき、そして感情を強める。
自分の匂いと彼女の匂いが混ざっていく、それが更に深くする。
女囚人「...昔付き合ってた人がですね」
数時間にも渡るただの密着。
ようやく口を開くことができたのは女囚人であった。
昨日は真実を告げることができなかった、だが今は違う。
女囚人「...四六時中セックスのことしか考えない最低な人でした」
女囚人「しかもそれだけで飽き足らず...人殺しまでする鬼畜でした」
女看守「...」
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