36: ◆O.FqorSBYM[saga]
2019/01/06(日) 00:32:08.75 ID:S5Xl1a3+0
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女看守「...」
女囚人「...」
気づけば2人は暗くて見えない洞窟の天井を見上げていた。
それも寝転がって、寄り添って、そして手の指は絡みついていた。
聞こえるのは両者の呼吸音、そして淡く鼓動。
女囚人「...ごめんなさい」
女看守「...なにが、ごめんなさいだ」
女看守「私は...初めてだったんだぞ...?」
女囚人「......ごめんなさい」
女看守「ばか...謝るなよ...私が惨めじゃないか...」
女看守「暗闇でお互いの顔も見えないで、それにマスクのせいで"キス"だってしてない...」
女看守「酷いぞ...私の初めてをどうしてくれる...っ!」
女囚人「...ごめ、んなさぁい」
お互いに声が震えていた。
先に動いたのは女囚人の方であった。
彼女は女看守の二の腕付近に顔をあて、濡らしてきた。
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