35: ◆O.FqorSBYM[saga]
2019/01/06(日) 00:31:23.55 ID:S5Xl1a3+0
女看守「...なにをだ?」
思わず聞き返してしまった。
なにをするのか、本当にわからないからであった。
だがそれはすぐにわかる、熱の篭った視線を送る女囚人が答えた。
女囚人「...すみません、"スイッチ"が入りました」
女看守「...え?」
スイッチ、一体何の。
だが女看守は覚えていた。
昨夜のガールズトーク、そこに答えはあった。
女看守「...じょ、冗談だろ?」
女囚人「...すみません、無理です」
女囚人「私は...抗えないんです...」
女囚人「...ごめんなさい」
────とさっ
なぜなのだろうか。
あの群れでの討伐数、それは女看守が遥かにスコアを稼いでいた。
それを考慮すれば当然彼女の方が疲労度は高い、だから押し倒されたのか。
女看守「────ゃ」
だが彼女は受け入れてしまった、好奇心だけではない。
吊り橋効果なのか、ストックホルムシンドロームなのか。
本気で抵抗すれば回避できるのに、受け入れてしまったのであった。
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