24: ◆O.FqorSBYM[saga]
2019/01/06(日) 00:20:10.72 ID:S5Xl1a3+0
女看守「...忘れてくれ」
女囚人「...」
女囚人「...いいですよ、教えてあげましょうか?」
女看守「...え?」
それは願ってもいない返答であった。
彼女にも当然友人はいるが、一度もこのような会話を交わしたことがない。
初めて女の身体のことについて話す事ができる、まるで思春期の男の子のような。
女囚人「...勢いと"スイッチ"に負けて、当時交際していた男の人に何度も────」
女看守「────っ!」
あらすじが終わると、彼女は深い話題を続けていく。
女囚人の話術にはかなりのリアリティと生々しさが込められていた。
キスもしたことのないこの女は、目を見開いてその赤裸々話の聞き手になる。
女囚人「────っと、こんなものですかね」
女囚人「私としては、あまりいい思い出話ではないのですが...」
女看守「...ぁ...ぅ」
とても公共の場で話せる内容ではなかった。
彼女のキャパシティは、映画等での濡れ場程度であった。
それを遥かに超えたエゲツない内容に、彼女は顔面を熱くするしかない。
女囚人「...私は"スイッチ"が入ってしまうと、どうも抗えないみたいなんですね」
女看守「う...」
どこか立場が逆転したような。
看守は囚人の上に立たなければならないというのに。
変わらぬ暗闇が更けていく、洞窟内での活動2日目が終わる。
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