15: ◆O.FqorSBYM[saga]
2019/01/06(日) 00:09:47.02 ID:S5Xl1a3+0
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女看守「...」
女囚人「...」
女看守「......」
女囚人「......」
歩むこと半日、休憩を挟みつつとはいえハイペースで洞窟を進む。
だが彼女らを待ち受けていたのはどうやっても抗えないモノであった。
お腹が何かを求めている、それは己の感覚は愚か聴覚ですら察することができる。
女看守「...腹が減った」
女囚人「...おなかが空きましたね」
女看守「しかし我慢しかすることはできない、このマスクを外すわけにはいかないからな」
女看守(...既に体調が悪くなりつつある、食事は愚か水すら飲めない状況だからか)
女看守(この惑星に不時着して1日と半日が経った...最低でも後半分程度が限界か...)
女看守(...そもそも、この星にある水分を摂取する勇気などない)
女看守(何の成分が入っているかわからないからな...我慢するしかないのか...)
人の生死のライン、絶食というものは厳しすぎる。
食べ物は愚か水すら摂取できない状況では、3日程度しか生存はできない。
だからといって、このマスクを外してしまえば窒息は免れない。
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