14: ◆O.FqorSBYM[saga]
2019/01/06(日) 00:08:15.82 ID:S5Xl1a3+0
女看守「...?」
女囚人「...」
女看守(...なんだ? どこか雰囲気が変わったか?)
女看守「...おい、どうかしたか?」
女囚人「...な、んでも...ありません」
まるで熱にうなされているような顔つきであった。
額に手を当ててみれば発熱していることが伺えるかもしれない。
だがそんなことよりも重要なことが残っている、それは奴らを灯りで伺うこと。
女看守「...でかいな」
女囚人「...そうですね、簡単に食べられちゃいそうですね」
女看守「宇宙開拓が進み、様々な生命体を見てきたが...こいつは凶暴そうだな」
女看守「...厄介な"クリーチャー"だ」
CREATURE「────」
2つの死骸はクリーチャーと名付けられた。
その意味は、広い意味での生き物というモノ。
未開拓の惑星の新種生物、学会で報告すれば多大な栄光を掴めるだろう。
女看守「...進もう、群がられたらお手上げだ」
女囚人「そうですね、行きましょうか」
気づくと女囚人の熱は冷めていた。
雰囲気も元に戻り、目立った異変も見当たらない。
それを認識した女看守はライトで前を照らしながら、慎重に歩み始める。
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