5:名無しNIPPER[sage saga]
2019/01/05(土) 00:31:18.87 ID:5AyZaIPq0
「あんたのお姉さん、怖すぎ」
「慣れるしかない」
「……でも、着物貸してくれるとか、良い人」
姉に怯えながらも、満更でもない様子。
クルクル回って、ご機嫌な彼女。
つい、ひらひら翻る振袖に見惚れていると。
「見すぎだから」
「別に……減るもんじゃないだろ」
「それもそうか……んで、私、かわいい?」
そう尋ねられたら、首を縦に振るしかない。
「……かわいいよ」
「よっしゃ!」
ガッツポーズする恋人に、グッときた。
「なあ……こっち、来れば?」
「その言い方、どうにかなんないの?」
「……こっちに、来てくれ」
「しゃーねーなぁ! ほら、これでいい?」
ベッドに横並びに座らせると、胸が高鳴った。
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