64:名無しNIPPER
2019/01/06(日) 20:35:15.16 ID:FxI25MXV0
08
65:名無しNIPPER
2019/01/06(日) 20:45:17.46 ID:FxI25MXV0
絵里「はい、コーヒー。真姫はブラックで良かったわよね?」
真姫「ありがと」
絵里「いいえ。もしかしたら結構待つ事になるかもしれないから」
66:名無しNIPPER
2019/01/06(日) 20:52:12.19 ID:FxI25MXV0
私は適当に絵里の言葉に相槌を打ち続ける。
絵里「それで…あっ!?」
絵里が何かに気が付いた。
67:名無しNIPPER
2019/01/06(日) 21:04:21.09 ID:FxI25MXV0
絵里「悪いわね、にこ。忙しいのに」
にこ「本当よ。しかも…」
にこちゃんは私を一瞥して、その後の言葉の続きは何も言わなかった。
68:名無しNIPPER
2019/01/06(日) 21:12:10.67 ID:FxI25MXV0
絵里の口振りから良い予感はしてなかった。
にこ「何もないなら帰るから。明日も早いのよ。そいつだって話したい事もないみたいだし」
そいつ?そいつって私の事?
69:名無しNIPPER
2019/01/06(日) 21:25:04.43 ID:FxI25MXV0
真姫「あの…にこちゃん」
私が名前を呼んだ時、にこちゃんの表情が変わった。
にこ「今さら…今さらそんな呼び方しないで」
70:名無しNIPPER
2019/01/06(日) 21:56:47.04 ID:FxI25MXV0
どれだけ走っただろう
真姫「はあ…はあ…うぐっ…ううっ…」
気持ち悪い。色々な感情と共に胃から何かが込み上げて来そう。汗や涙や鼻水やらで顔もぐちゃぐちゃになってる。
71:名無しNIPPER
2019/01/06(日) 22:34:26.43 ID:FxI25MXV0
絵里が近くの自販機で水を買って来てくれた。
絵里「落ち着いた?」
真姫「うん」
72:名無しNIPPER
2019/01/06(日) 22:54:00.29 ID:FxI25MXV0
絵里の話を聞いている最中、また何かが込み上げて来そうだった。
絵里「皮肉よね。あなた達が二人でアイドルになったのはμ'sを思っての事だったのに」
真姫「μ'sの?」
73:名無しNIPPER
2019/01/06(日) 23:23:47.70 ID:FxI25MXV0
なのに?なのになんなの?
絵里「友達思いの二人がどうしてこんな事になるんだろうって。本当に皮肉だわ」
真姫「嘘よ。嘘に決まってわよ。私とにこちゃんが険悪になるなんて。あり得ない、あり得ない。そんなのあり得ないわよ」
74:名無しNIPPER
2019/01/06(日) 23:30:22.34 ID:FxI25MXV0
どう言う事よ?絵里は何が言いたいの?
絵里「私も実際の所は半信半疑なんだけど。でも、真姫の様子を見て有り得ない事ではないのかなって思ってる」
真姫「なんの話?」
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