53:名無しNIPPER
2019/01/05(土) 23:23:18.79 ID:NqSfYf+J0
髪が伸びて長くなっていた。少女の様なあどけなさは影を潜め大人っぽくなった。落ち着きのない喋り方は変わらないけど声が低くなった様な気がする。
穂乃果「会いたかったよ、真姫ちゃん。いつもテレビの前で応援しているよ」
真姫「穂乃果…」
54:名無しNIPPER
2019/01/05(土) 23:30:44.27 ID:NqSfYf+J0
私達は家の中に通された。一部バリアフリーになっている事からも穂乃果の現在が伺える。
穂乃果「いや〜、夕方のお散歩の時間だったんだよ。店番ばっかりしてると息が詰まっちゃうしさ。外に出ればステキな出会いがあるかもしれないし」
真姫「そうなの…」
55:名無しNIPPER
2019/01/05(土) 23:42:05.19 ID:NqSfYf+J0
穂乃果の目が見開いた。
絵里「今度、穂乃果に会いに来るって」
穂乃果「ずっと会えてなかったから…ふふっ、嬉しい。もしかして、私の事でずっと気にしてるのかなって。こうなったのは私がドジなのがいけないのに」
56:名無しNIPPER
2019/01/05(土) 23:58:47.96 ID:NqSfYf+J0
思わず聞き返した私に絵里が口を開く。
絵里「第2回ラブライブの最終予選でパフォーマンス中に凛が足を滑らせて、それに気を取られた穂乃果まで足を滑らせて舞台から転落して…」
穂乃果「あの日は雪が降ってたし、凛ちゃんのせいじゃないのに」
57:名無しNIPPER[sage]
2019/01/06(日) 07:14:42.54 ID:zW/Xmae9O
乙
58:名無しNIPPER[sage]
2019/01/06(日) 18:06:40.17 ID:jXWH3EqGO
実はしょうもない話みたいなオチかと密かに思ってたが…
59:名無しNIPPER[sage]
2019/01/06(日) 18:30:45.05 ID:RHPFtQdZ0
乙っす
○○○○○○○ー
のあの話かな。この展開からどう転がるか
60:名無しNIPPER
2019/01/06(日) 19:20:06.69 ID:FxI25MXV0
そんな事が…。
穂乃果「だからね…凛ちゃんがそうやって言ってくれるって、本当にさ…」
真姫「穂乃果は…その後どうしてたの?」
61:名無しNIPPER
2019/01/06(日) 19:38:19.44 ID:FxI25MXV0
気が付いたら私は泣いていた。
穂乃果「真姫ちゃん?ど、どうしたの?」
ショックだった。
62:名無しNIPPER
2019/01/06(日) 19:46:19.33 ID:FxI25MXV0
絵里「さあ、立って」
自分が座り込んで泣いている事にも気づかなかった私は絵里に支えられながら立ち上がった。
絵里「それじゃあ」
63:名無しNIPPER
2019/01/06(日) 20:27:40.61 ID:FxI25MXV0
外はすっかり暗くなっていた。日中の暖かさが嘘の様に肌寒く今が冬に差し掛かる途中なのだと理解した。
絵里「ショックだった?」
歩くのをやめ絵里が口を開いた。
93Res/42.00 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20