545: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/05/03(金) 01:03:39.70 ID:BMm/1y0AO
青葉「でもっ...私は古鷹さんに甘えてばっかで...」
青葉「これじゃいつまで経ってもっ...」
古鷹「気にしないでよ、そんな事」
546: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/05/03(金) 01:05:05.19 ID:BMm/1y0AO
それでも、結局はそうするしかないのかもしれない。
頭の中にしつこく湧き起こるものを消す事はできないのだ。
それは影のように常に追ってくる。
考えないように意識するほど、それを考えてしまう。
547: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/05/03(金) 01:06:10.42 ID:BMm/1y0AO
古鷹「...青葉達が前哨戦で敵を減らしてくれれば、その分だけ私達攻略部隊も楽になる」
古鷹「だからさ、そんなに卑下しないでよ。青葉の頑張りはちゃんとみんなの役に立つんだから」
優しい言葉が耳に染み渡る。
548: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/05/03(金) 01:07:10.33 ID:BMm/1y0AO
古鷹「早速明日から大規模作戦に向けての演習が始まるでしょ?」
古鷹「ちゃんと眠って、明日に備えなきゃ」
青葉「そうですね...」
549: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/05/03(金) 01:08:13.82 ID:BMm/1y0AO
−−−
あぁ、またこれだ・・・
550: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/05/03(金) 01:10:28.41 ID:BMm/1y0AO
そしてこれだけでは済まない。
「満潮っ!」
「朝雲っ!山雲っ!」
551: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/05/03(金) 01:11:32.16 ID:BMm/1y0AO
「私を不幸にさせるこんな艦隊、邪魔でしかないわ」
そう言ったその人は、主砲を最上に向けていた。
・・・は?
552: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/05/03(金) 01:14:28.55 ID:BMm/1y0AO
こうして驚きが憎しみに変わった時、既にソイツは僕に主砲を向けていた。
「さようなら、時雨。アンタらとの関係を終わらせられるなんて...幸福だわ」
そう言って、アイツは僕を撃った。
553: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/05/03(金) 01:16:30.02 ID:BMm/1y0AO
−−−
12月16日 朝
554: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/05/03(金) 01:18:00.39 ID:BMm/1y0AO
時雨「はは...そんな所まで競わなくても...」
いつも通り姉妹艦は朝から賑やかだ。
ふと、今日はよく眠れたなぁと思う。
555: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/05/03(金) 01:19:48.12 ID:BMm/1y0AO
昨日のブリーフィングにてついに大規模作戦の詳細の発表があった。
それによると作戦では前哨部隊と攻略部隊に分け、攻略部隊は3つの部隊で構成するとのことである。
その攻略部隊の第3隊の旗艦が山城で、メンバーが西村艦隊組(扶桑、最上、満潮、時雨)と夕立という構成なのである。
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