552: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/05/03(金) 01:14:28.55 ID:BMm/1y0AO
こうして驚きが憎しみに変わった時、既にソイツは僕に主砲を向けていた。
「さようなら、時雨。アンタらとの関係を終わらせられるなんて...幸福だわ」
そう言って、アイツは僕を撃った。
激しい怒りに支配されながら僕は沈んでいく。
それでも僕は不思議とある種の安らぎを得ていた。
・・・むしろこれでいいのだ。
そうとすら思っている。
ただ、絆を引き裂き仲間を捨てて喜ぶお前だけは・・・絶対に許さない。
本当の仲間たちと共に、お前を全否定してみせる・・・!
こうして時雨は目の前の戦艦への憎悪を抱きながら、深淵な世界に優しく包み込まれていくのであった・・・
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