487: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/04/07(日) 13:52:38.16 ID:Xg6j+0MOO
提督「しかしあくまで山城の判断に従った編成にする。君が反対と言ったなら、西村艦隊はバラバラにして編成に入れる」
提督「もちろんリスクがあるそれ以外の艦についても考慮する。まぁ、それでも君のおかげでだいぶ編成に苦労はしなくなったがな」
山城「...それは何よりね」
488: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/04/07(日) 13:53:30.94 ID:Xg6j+0MOO
山城「提督は...客観的に見てこの作戦が上手くいくと思うかしら」
ふと山城は尋ねる。
提督は想定外の質問をされ少し戸惑った様子だが、すぐに答えた。
489: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/04/07(日) 13:57:04.01 ID:Xg6j+0MOO
提督「空母がろくに足りてなかったレイテとは全く違う。今回はミッドウェー組が健在だ」
提督「同時突入だって...今度は指揮体系が一つにまとまっている。私達が普段通りの連携を発揮して部隊の歩調を合わせられれば、必ず上手くいくさ」
提督「少なくとも...一部隊が単独突入をして集中砲火で壊滅するなんて事は...絶対にさせない」
490: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/04/07(日) 13:58:04.54 ID:Xg6j+0MOO
・・・彼の提案は正しい。
それは自分でもいつかは必要と感じていたことでさえある。
それでも、どうしても不安が先行してしまうのだった。
491: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/04/07(日) 13:58:47.91 ID:Xg6j+0MOO
山城「...受けるわ」
提督「...えっ?」
山城「だから、提督の提案を受けるわ。私を旗艦にして、西村艦隊を編成してちょうだい」
492: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/04/07(日) 14:04:22.28 ID:Xg6j+0MOO
山城「...ところで、一つだけお願いがあるのだけど」
提督「...なんだ?」
山城「作戦の実行は1ヶ月後からでしょ?それなら準備期間は私の部隊については、私に完全指導権を与えてほしいの」
493: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/04/07(日) 14:05:51.01 ID:Xg6j+0MOO
山城「...理解してくれるなら...提督には最初から全部説明しとけば良かったかしら」
提督「そんなことはないな。あの時私がこの話を聞いていても、やはり山城の言う通り断固反対してただろうな」
提督「そこすらも、読まれていたわけだ」
494: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/04/07(日) 14:07:09.78 ID:Xg6j+0MOO
山城「改善しないのも仕方ないわ...こればっかは本人次第だもの」
山城「かといって簡単に切り替えられるものじゃないから...」
提督「あぁ、まったくだ」
495: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/04/07(日) 14:14:01.83 ID:Xg6j+0MOO
それでも、レイテとは全く背景が違う事は大きい。
スリガオの要素など、この鎮守府の総力を以て事前に取り除いてしまえば良い。
単純な戦力も、指揮系統も、レーダーでの備えも、連携も・・・全てがかつてよりも優れているのだ。
・・・何より今の私は・・・ネガティブな忌まわしさではなくポジティブなもののはずだ。
496: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/04/07(日) 14:15:36.39 ID:Xg6j+0MOO
とりあえずここまでです
いやぁ、ほんとペースを上げたいです
497:名無しNIPPER[sage]
2019/04/07(日) 14:22:19.56 ID:2bwKg2aZO
おっつおっつ
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