482: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/04/07(日) 13:45:23.12 ID:Xg6j+0MOO
提督「なぁ、山城。君は自分のやっている事が逃げだとは思わないか?」
山城「逃げ、ね...」
提督「だってそうだろう。山城の分析では、これは君が彼女の近くに居すぎてしまった事が原因の一つという」
提督「たしかに私も今の話を聞いてそこは納得したし、その本質をいち早く見抜いたのは流石と讃えるべきだが...」
提督「それは根本的な解決じゃないだろ」
その言葉は、まさに山城が今までに何度も自問自答してきたものだった。
山城「...随分とストレートに言うのね」
提督「気を悪くしたら済まない。でも実際君は、結局は今の立場に甘んじる事で問題から逃げてるだけとも言えないか?」
提督「...たしかにあれは結果的に最善だったと思う。山城のおかげで今まで大事には至らなかった」
提督「それでも...決して解決策なんかではない...」
提督は少し俯く。
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