【艦これSS】不器用を、あなたに。
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397: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/25(月) 10:16:09.16 ID:xjPFSqoxO
那珂「...その時はまだ、加賀さんが「行けない」って言った意味を考えたりまではしなかったんだけどね...」

那珂「あの時理由を察せなかったのは那珂ちゃんだけだったかも...」

那珂はあざとく苦笑いをした。
以下略 AAS



398: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/25(月) 10:17:09.27 ID:xjPFSqoxO
那珂「自分の速力で到着が遅れることを気にしたから、で間違いないだろうね。多分、自分が行きたい気持ちもあったと思う...」

那珂「だからこそわざわざ二航戦の2人に烈風を自分の手で渡して託したんじゃないかな?」

那珂「蒼龍さんが言ったっていう「気が立ってた」ってのも、瑞鶴さん達が心配で仕方なかったからだと思うよ」
以下略 AAS



399: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/25(月) 10:17:51.89 ID:xjPFSqoxO
瑞鶴は完全に理解してしまったのだ。
那珂の話を聞いて、今度は加賀を憎もうとする方が困難になっていた。

瑞鶴「いっぱい...ひどいこと言っちゃった...」

以下略 AAS



400: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/25(月) 10:18:49.15 ID:xjPFSqoxO
瑞鶴「でも...!今まで速度のこと散々馬鹿にしてきちゃったのに...」

瑞鶴「もうどんな顔して会えばいいか分かんないよっ...!」

自分を責めてしまっている瑞鶴を見て、那珂は先ほどある人に言われたことを思い出した。
以下略 AAS



401: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/25(月) 10:19:26.80 ID:xjPFSqoxO
那珂「瑞鶴さんと加賀さんとはお互いを心の底では信頼しあってる」

那珂「それは川内ちゃんも空母の人達も、そして鎮守府のみんなが思ってることだよ!」

そう言いながら翔鶴の方を向いた。
以下略 AAS



402: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/25(月) 10:19:56.04 ID:xjPFSqoxO
那珂「あんな感じじゃ加賀さんから歩み寄るのは難しいだろうから、瑞鶴さんが少しだけ意地張るのをやめて本当の気持ちを伝えてあげて欲しいの」

那珂「そしたら加賀さんともっと仲良くなれるはずだから!」

瑞鶴「私は別に...仲良くなりたいってわけじゃ...」
以下略 AAS



403: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/25(月) 10:20:59.12 ID:xjPFSqoxO
翔鶴「私も那珂さんの意見に賛成だわ」

翔鶴「普段加賀さんの話をする瑞鶴は、それが愚痴の時でもどこか楽しそうだもの」

翔鶴「加賀さんは難しい人だから、人付き合いに積極的な瑞鶴の方から距離を縮めてあげないと...」
以下略 AAS



404: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/25(月) 10:21:39.63 ID:xjPFSqoxO
那珂「まずは仲直りしないと、いつもの喧嘩だってできなくなるよ?」

那珂「それは嫌だよね?」

瑞鶴「......そりゃ...嫌だよ」
以下略 AAS



405: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/25(月) 10:22:21.10 ID:xjPFSqoxO
翔鶴「ほら、私も行くところまでは付き添うから。まずは加賀さんとちゃんと話し合いましょ?」

瑞鶴「うん...」

翔鶴「行く前に顔洗ってきなさい、ここで待ってるから」
以下略 AAS



406: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/25(月) 10:23:01.65 ID:xjPFSqoxO
翔鶴「...那珂さん、本当にありがとうございます」

那珂「ううん、気にしないで!みんな仲良く、が私のモットーだからねっ!」

アイドル自慢のスマイルで返す。
以下略 AAS



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