326: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/17(日) 10:34:40.75 ID:ipNkQLlXO
提督「いいってことさ。君はそういう時こそいつもみたいに気楽で居るべきだよ」
青葉「(哨戒とか遠征ならまだしも、やっぱり私は古鷹さんと同じ艦隊ではまだ戦える気がしません...)」
青葉「(早く自信を持って古鷹さんを守れるようになりたいなぁ...)」
327: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/17(日) 10:40:16.12 ID:ipNkQLlXO
時計を見れば確かに時間を使いすぎたようだ。
提督のその言葉によってようやく青葉はいつも通りの陽気な青葉に戻る。
青葉「そうですね!それじゃあ食事中は提督のプライベートについて取材しちゃいます!」
328: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/17(日) 10:41:11.74 ID:ipNkQLlXO
〜〜〜
2時間程前 廊下
329: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/17(日) 10:42:06.50 ID:ipNkQLlXO
古鷹「...そういえば山城さん、一昨日はまた...」
古鷹自身は出撃でその場に居合わせることなかった一昨日夜の食堂での騒動について言及する。
古鷹「いい加減あんなことはやめて下さいよ...」
330: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/17(日) 10:44:54.33 ID:ipNkQLlXO
山城「ところで貴方の方はどうなの?」
古鷹「...ぼちぼちってところです」
山城「やっぱり芳しくないのね」
331: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/17(日) 10:45:53.22 ID:ipNkQLlXO
山城「...馬鹿言わないでちょうだい」
山城「古鷹には無理だし、似合わないわよ...」
山城「それに貴方がそんなに気弱になってどうするの」
332: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/17(日) 10:46:49.82 ID:ipNkQLlXO
古鷹「そういえば明石さんが嘆いてましたよ?山城さんはどうして意図を汲み取ってくれないのか、って」
山城「あぁ、一昨日の...」
古鷹「わざわざ伝えたのは、心配する程じゃないから何もしないで欲しいという事だったそうです」
333: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/17(日) 10:48:18.30 ID:ipNkQLlXO
古鷹「...私達は山城さんの味方です。完全に納得はできないですけど、私よりも上手くいってますし...」
山城「あの子達に共通点はあるけど、背景は全く違うわ」
山城「だから私のやり方と比べたって意味無い。ましてやそれは人を不快にするのものだしね」
334: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/17(日) 10:57:21.27 ID:ipNkQLlXO
古鷹「...そんなんで済むくらいなら喜んで。」
山城はその返答に驚くしかなかった。
普段の古鷹からは想像できないような、強い心意気が垣間見えた。
335: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/17(日) 10:57:55.92 ID:ipNkQLlXO
山城「(白露型や朝潮型よりはマシだけど...まぁ立ち去るのが無難ね)」
山城「じゃあ私はこれで。何か困ったら助けるわ」
古鷹「山城さんこそ、何か困ったらいつでも」
624Res/292.76 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20