252: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/09(土) 02:10:57.17 ID:J91t5PLpO
響「川内さんに聞いちゃってたら警戒されて、「事情があった」以上の事実を知るのが余計難しくなるからだね」
青葉「ええ、何せ姉妹艦にすら教えない事なんですから余計な警戒は受けないようにしたいところです」
青葉「それともう一つラッキーな点は那珂さんもこっち側に引き込めたんです」
253: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/09(土) 02:12:22.45 ID:J91t5PLpO
青葉のお願いに近い提案を受け、顔を見合わせる3人。
しかし彼女らも今の青葉と同じ気持ちを抱いてきたのである。
それゆえに結論はすぐに出た。
254: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/09(土) 02:14:57.56 ID:J91t5PLpO
青葉「それで那珂さんから聞いた事は暁型での事例とほとんど同じでした」
青葉のまとめによれば、川内は事情を知って1ヵ月後くらいに神通と那珂に一部のみを打ち明けたそうだ。
その内容はやはり「事情があった」というものであるが、どうやら山城は川内型を気遣うような言動もしていたらしい。
255: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/09(土) 02:17:34.38 ID:J91t5PLpO
青葉「ここで電さんと川内さんの動きを時系列で見ると、偶然にもかなり一致してるみたいです」
響「どういうことだい?」
青葉「どうやら川内さんが事情を山城さんから聞いたのが、ちょうど電さんがぼかしながら響さん達に伝えた頃になるみたいです」
256: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/09(土) 02:19:46.47 ID:J91t5PLpO
青葉「それと川内さんも電さんもあれ以上を語らない理由を「権利がないから」としている点も重要そうです」
響「川内さんもそう言ったのか」
青葉「ええ。ひょっとすると川内さんに電さん、そしてもしかしたら古鷹さんもが、それを周りに言うのが躊躇われるような事情を持ってるという事なのかもしれません」
257: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/09(土) 02:21:57.76 ID:J91t5PLpO
青葉「これは宿題になっちゃいますね...」
青葉は食堂の入口を見ていた。
そちらを見てみれば電がこちらに早足で向かってくるところであった。
258: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/09(土) 02:23:09.22 ID:J91t5PLpO
青葉「あー、それは今日の午後演習で山城さんが満潮さんを完膚なきまでに叩きのめしたらしくて...」
青葉「それでただでさえイラついてる満潮さんに「こんな雑魚が姉様に付きっきりなんてそりゃ不幸になるわね」って煽ったらしくて...」
響「なるほどね...」
259: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/09(土) 02:24:47.35 ID:J91t5PLpO
電「すごい遅くなってごめんなさい、なのです...」
暁「気にしなくていいのよ、青葉さんが話し相手になってくれたし」
電「それは良かったのです...。どんなこと話してたのです?」
260: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/09(土) 02:26:37.99 ID:J91t5PLpO
今回はここまでです
出来れば今日か明日にもう1回投下したいですが・・・
なるべく早く投下できるようになりたいです
261: ◆oVd3xukI6g[sage]
2019/03/09(土) 05:35:01.18 ID:5ovO5T000
乙です
楽しみにしてます
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