【艦これSS】不器用を、あなたに。
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219: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/09(土) 01:17:48.28 ID:J91t5PLpO
最後の更新からもうこんなに日が・・・
計画が・・・

続きを投下します


220: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/09(土) 01:19:10.96 ID:J91t5PLpO

電が鳳翔から風呂敷を受け取っているのを横目に見ながら、残された暁型の3人は密かに話し合う。

暁「電に何も言わず協力してくれるなんて、鳳翔さんも何か知ってるのかしらね」

以下略 AAS



221: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/09(土) 01:20:32.99 ID:J91t5PLpO
電を見れば今度は深雪に絡まれている。
表情から察するに、おそらくは軽く山城擁護について小言を言われているのであろう。

深雪については電の姉妹艦である彼女達も好意的に思っている。

以下略 AAS



222: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/09(土) 01:21:41.76 ID:J91t5PLpO
こうした背景から電の姉妹達−特に深雪より少し先に着任した最古参勢の響は−電の表情に明るさがもたらされていく過程を見てきただけあって、その最大の貢献者ともいえる深雪を信頼している。

・・・だからこそ3人とも本音を言えば、ほとんどの艦娘と同じように山城批判派側に立つ深雪と対立してまで、山城擁護の余地を探す事には気が進まなかった。

しかし電の気持ちをなるべく尊重してやりたいと思うのは姉妹艦として自然である。
以下略 AAS



223: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/09(土) 01:22:36.32 ID:J91t5PLpO
雷「でもまたこれで山城さんがますます酷い人って感じになっちゃったわね...」

暁「うん......でも...きっと何か理由があるのよ...!」

その言葉はつい今日の未明に垣間見た山城の隠された裏側の一部を、もういちど反芻して自身に言い聞かせるためのようだった。
以下略 AAS



224: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/09(土) 01:23:40.54 ID:J91t5PLpO
電はといえば深雪と別れ食堂を出るところである。

もう先程の騒動の空気感はどこかへ行ってしまったようで、周囲はごく日常的で平和な喧騒で包まれている。

その時、3人の所にとある艦娘が話しかけてきた。
以下略 AAS



225: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/09(土) 01:24:44.81 ID:J91t5PLpO
雷「電と深雪はまだそういう関係じゃないわよ?」

いわゆる大衆雑誌のような内容を取材する事がほとんどな青葉。

それを踏まえて雷は、この3人のみがいる状況で尋ねてきたという事実から、おそらくは電に関するスクープ狙いと推測して先に断りを入れたのだった。
以下略 AAS



226: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/09(土) 01:25:34.63 ID:J91t5PLpO
青葉「その、先程もそうでしたが、電さんが何故あそこまで山城さんを助けるのか気になりまして」

響「...!」

青葉「姉妹艦の皆さんなら何か知ってるんじゃないかと思ったんです」
以下略 AAS



227: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/09(土) 01:27:00.05 ID:J91t5PLpO

青葉「...私は電さんが何か事情を知ってるからだと思います」

青葉「その事情のためにいつも山城さんを助けるのでは、と。」

以下略 AAS



228: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/09(土) 01:28:40.55 ID:J91t5PLpO
響「残念ながら私達が知ってることは何も無いんだ」

暁や雷が躊躇いなく話そうとするところに、響が被せるように言った。
何となく響から警戒心を読み取った暁と雷は驚きと不安を隠せぬまま黙って響を見つめた。
一方の響は動じずクールな表情を保っている。
以下略 AAS



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