195: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/02/25(月) 12:03:11.22 ID:WzqKT6fXO
しかし扶桑を見習ってか、仕方なさそうに嫌々とではあるが、最上が2人を止める。
最上「ボクもあいつ殴りたいけど、ここは扶桑に従っておこうよ」
彼女らはそれでも納得がいかないという顔である。
196: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/02/25(月) 12:04:30.07 ID:WzqKT6fXO
時雨「昨日も夜に“仲間を祝う”パーティーがあったから、生活リズムの乱れを今日も治せてないだけなんだ」
扶桑への事情の説明と共に、ちゃっかり先程の仕返しも含ませた時雨。
夕立「誰かさんも居なかったから素敵なパーティーだったっぽい!」
197: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/02/25(月) 12:05:50.20 ID:WzqKT6fXO
扶桑「そうだったのね!じゃあ今日こそ早く寝て万全な状態にしなさいね」
時雨「そうするよ」
扶桑の誘導もあって、今度こそ彼女達は平静を取り戻し始めた。
198: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/02/25(月) 12:07:12.95 ID:WzqKT6fXO
夕立「夕立たちも早くご飯食べるっぽ〜い!」
白露型も最上に続く。
満潮「扶桑、私たちも席取るわよ」
199: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/02/25(月) 12:08:08.85 ID:WzqKT6fXO
扶桑「私は碌でもない人とは完全に縁を切る事が最善だと思ってるの」
扶桑「だからこの子達が暴走しないようにって止めてるのも、そもそも関わって欲しくないからなのよ」
山城「...理性的な考えで素晴らしいですね?」
200: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/02/25(月) 12:09:40.58 ID:WzqKT6fXO
扶桑「単刀直入に言うわ。わざわざ相手が一番怒るようなことを引き合いに出して煽るのはやめてくれない?」
扶桑「それがお互いのためよ」
201: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/02/25(月) 12:11:08.04 ID:WzqKT6fXO
扶桑「それに自身のせいで嫌われておいて、いざそれに我慢ならなくなったら相手に突っかかるだなんて、本当に救いようの無い性悪ね」
山城「それなら気に食わない考え方をするからといって集団で激しく罵倒しておいて、突っかかられるのは嫌だなんてのもおかしな話ではないですか」
扶桑「...つまりやめる気はないのね?」
202: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/02/25(月) 12:12:09.04 ID:WzqKT6fXO
そして次の瞬間。
203: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/02/25(月) 12:13:02.68 ID:WzqKT6fXO
山城「っ...」
山城は左側の頬を抑えている。
204: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/02/25(月) 12:14:41.41 ID:WzqKT6fXO
電「...やっぱり行ってくるのです」
一方で電はといえば、やはり彼女の方針に基づき、山城を助けに行くのである。
その言葉に、一緒に序盤から騒動を見てきた響、とっくに追いついて再び合流していた暁と雷はコクンと頷くしかなかった。
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