164: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/02/14(木) 01:14:31.60 ID:17oph7spO
大淀「...何しに来たんですか?」
大淀が先程の明石と同様の質問をする。
しかしその語調や含意は真逆のものである。
165: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/02/14(木) 01:15:57.58 ID:17oph7spO
山城「使いやすさの問題で相談しに来ただけよ」
大淀「装備妖精との絆を深めれば使いやすくなるかもしれませんね」
166: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/02/14(木) 01:18:19.61 ID:17oph7spO
大淀「何で?今言ったことは事実じゃない」
対して大淀は澄ました顔をしている。
167: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/02/14(木) 01:19:50.37 ID:17oph7spO
明石「あんた山城さんが「まぁ、落ち着きなさいよ」......。」
これ以上進むと面倒くさい事になりそうなので私が止めることにした。
168: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/02/14(木) 01:21:13.67 ID:17oph7spO
山城「それに貴方は批判的みたいだけど、自分が生き残ることに執着することの何がいけないの?」
山城「皆が自分が生き残るように執着すれば、結果的に皆沈まないじゃない」
169: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/02/14(木) 01:23:08.21 ID:17oph7spO
山城「...それじゃあ明石、本件に入らせてもらうわ」
明石「は、はい!」
170: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/02/14(木) 01:25:39.90 ID:17oph7spO
特に主砲については、自身に1番フィットする35.6cm砲か、さらなる火力が出せる41cm砲かという重要な選択肢がある。
なるべく取り回しや機動性を考慮して前者を使いたいが、それならば少しでも火力を上げるために改良等が出来ないかも打診しておきたかった。
171: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/02/14(木) 01:27:24.41 ID:17oph7spO
工廠内に独特な緊張感を纏ったまま時間が流れたが、結局私は目的自体は達成できた。
試作品があるというので改良した35.6cm砲をとりあえず装備させてもらい、もう少しで始まる演習で試させてもらうことになったのだ。
明石は試作品を取りに少しの間工廠の奥へ姿を消し、やがてまた戻ってくると快活な声をあげる。
172: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/02/14(木) 01:29:56.39 ID:17oph7spO
彼女から試作品を受け取る。
明石「それじゃあ、今日の演習での使い勝手とか聞かせてくださいね!」
173: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/02/14(木) 01:32:46.90 ID:17oph7spO
明石「...ふぅー。...ちょっと、大淀?」
大淀「何...明石」
174: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/02/14(木) 01:34:58.25 ID:17oph7spO
明石「...私達は直接暴言吐かれたわけじゃないじゃん」
大淀「それでもあまりに許せるレベルじゃないから皆嫌ってるのに?」
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