85:1[saga]
2019/06/05(水) 14:47:00.94 ID:A6uH0Nqv0
「氷川さん!ごめんなさい!」
「え?何であなたが謝るんですか。」
「だって俺…バイク壊しちゃって…本当にすいません!」
そういえばと氷川は先ほどの戦闘で
香川県警で用意したトライチェイサーが怪人によって破壊されたことを思い出した。
それにしても謝るつもりが逆に謝られるとは…
先程まで思いつめていた雰囲気が一気に拍子抜けしてしまった。
「アハハ、気にしないでください。
バイクなんてここにいる人たちの命が守られたんです。
そう思えばバイクの損害くらい安いものですよ。
それに謝るのは僕の方です。僕がしっかりしていればこんなことには…」
「そんな、氷川さんはしっかりやっていますよ。けどおまわりさんも大変ですよね。」
「これでも宮仕えですからね。
上司から命じられたらそれに殉じなければならない。
それなのに自分の意思を曲げずに貫き通す一条さんの方がしっかりしてますよ。」
そんな氷川の言葉に五代も少し思うところがあった。
未確認生命体関連の事件で一条は常に自分のバックアップを最優先に徹底してくれている。
その裏では警察上層部と何度かひと悶着あったかもしれない。
それを思うと一条には苦労させてばかりだなと申し訳なさを感じていた。
158Res/139.43 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20