43:1[saga]
2019/03/28(木) 22:12:23.16 ID:j1v9eGQH0
「この小豆島に来る前に取り寄せてもらったが島の防犯カメラに撮られていた。
恐らくこの連中は未確認生命体。
ここからは俺の推測だが連中はここで大規模な狩りを行うはずだと思う。」
一条の推測を聞いて氷川に緊張感が走った。
氷川も新米とはいえ警察官。未確認生命体の危険性は十分聞いている。
連中は一体だけでも機動隊すら難なく蹴散らす圧倒的強さを誇っている。
そんな危険な存在が十体以上もこの島に潜伏しているとなれば…
「まさか…この広場にも未確認が紛れ込んでいるのでは…」
氷川は思わず携帯している拳銃に手を触れようとした。
この場で一般市民を相手に銃を翳すわけにはいかない。
そんなことは十分わかっている。だが一条の推測が当たっていれば事態は深刻だ。
その焦りと緊張感からどうしても動揺せずにはいられなかった。
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