44:1[saga]
2019/03/28(木) 22:13:39.16 ID:j1v9eGQH0
「氷川さ〜ん!一条さ〜ん!差し入れ持ってきました〜!」
そんな氷川の元へ五代が駆け寄ってきた。
見ると五代は屋台で売られているかき氷や焼きそばを食べながら祭りを満喫していた。
この状況で呑気にはしゃぐ五代を見て先程までの緊張感が解かれてしまった。
「五代さん!この非常時に不謹慎な行動は謹んでください!」
「まあまあ、張り詰めたって仕方ないですよ。今はリラックスしましょう。」
「五代の言う通りだな。
俺たちが動揺してしまえば敵の思うツボだ。下手に焦ればミスを犯すこともある。」
憤りを感じる氷川とは対照的に
五代の行動に慣れた一条も差し入れを食べて気を落ち着かせていた。
一条の言うように自分一人動揺しても始まらない。
とにかく今はこの島の人々を守ることに全力を尽くそう。そう決意したところに…
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