134:1[saga]
2019/06/17(月) 20:26:24.64 ID:eMFfSVab0
「俺にはこの手紙の意味はわからない。」
「けど今キミに起きていることを考えるとたぶんだけど…」
「お姉さんはキミを守ろうとしたんじゃないか!」
それは五代なりの考えて出した結論だ。
実は哲也の姉である沢木雪菜は哲也と同じ力を発現した。
だがそれは雪菜に扱える力ではなかった。
雪菜はいつしか力を抑えきれなくなりそのせいで彼女は自ら命を絶った。
それが真相だった。
「お姉さんは命を懸けてキミを守ろうとした!」
「その行いが正しいなんて言うつもりはない。」
「けど俺たちには力がある。だから!」
「今度はキミが守るんだ!お姉さんが守り抜いたものを!」
「誰かのために!そしてキミ自身のためにも!」
五代は必死にしがみつきながら金色の戦士=哲也にそう訴えた。
その訴えが通じたのだろうか。金色の戦士が静止した。
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