111:1[saga]
2019/06/17(月) 19:48:30.85 ID:eMFfSVab0
「ひとつ聞かせろ。もしも神を殺せたとしてその後はどうするつもりだ。」
「その後?決まっているだろ。リントを殺すのさ。」
「そして僕は究極の闇をもたらす…」
ダグバは笑顔でそう答えた。その答えを聞いてRXは思わずゾッとした。
これで理解した。ダグバには善悪といった感情がない。
目的のために何のためらいもなく遂行しているにしか過ぎない。
そう、人を殺すという悦びを得たいがために…
「そうはさせん!ハァッ!」
こうなれば一気に勝負をつける。
覚悟を決めたRX空高くジャンプしてダグバに攻撃を決めようとした。
だがそんな動きなど最初から見破っていたのか
ダグバは自らの手をかざしてこれまでにない爆炎を放った。
「うわぁぁぁぁぁっ!?」
この海岸一帯にとてつもない勢いで炎が燃え広がった。
そして辺り一帯が大爆発。
いくらRXといえどもこれでは爆死は免れない。ダグバは自らの勝利を確信した瞬間だった。
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