112:1[saga]
2019/06/17(月) 19:49:49.41 ID:eMFfSVab0
「トゥァッ!RXキ――――ック!!」
ダグバの目の前にRXが出現して必殺キックを放った。
突然の出来事にさすがのダグバも防御もままならず攻撃をまともに喰らってしまう。
それにしても先ほどの攻撃をどうやって回避したのか。
実はダグバがパイロキネシスを発動させる瞬間のこと。
RXはバイオライダーに瞬間変身して
身体を液状化させて爆破する寸前にその場から脱出することに成功。
そして隙を突いて攻撃を行えた。
「へぇ、やるねえ。」
RXの必殺キックを受けてダグバは思わず吐血した。
並みの怪人ならこれで致命傷に至るはずだが戦闘狂のダグバにとってこれは愉悦だ。
グロンギの王である自分にこうも傷を負わせた男は初めてだ。
これはクウガと戦うよりも面白くなりそうだと悦に浸っていた。
逆にRXはそんなダグバを不気味に感じた。
まさか渾身の一撃を喰らってビクともしないとは…
両者共に目の前にいる敵は相討ち覚悟で仕掛けなければ決して倒せない敵だと確信した。
これよりさらなる死闘が行われる。そう予感させたが…
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