5:名無しNIPPER[saga]
2018/12/28(金) 20:23:31.17 ID:JbQZeQhn0
公務員の手当の一つに、特殊勤務手当というものがある。
肉体的、精神的な負担が大きい特殊な業務に従事する職員に、相応の対価を支給するというものだ。
国家公務員の場合、一般職給与法第13条を根拠法令とし、人事院規則でその類型を定めている。
具体例を挙げると、高所で作業する職員とか、検疫所や放射線を扱う支所の職員とか。
刑務所とか屠殺場とかも、あったかと思う。
――いや、屠殺場は地方自治体か。
僕達の業務は、その法令ではなく、もっと違う法令の条文が直接の根拠であると聞いた。
規則から違う法令に飛んで、通知に飛んで、さらに他の条文の読み替え規定を幾重にも準用して、と――。
わざと分かりにくくしているかのように、解読は困難を極めた。
そして、結局忘れた。
初めて聞いた時はまるでファンタジーで、そういう内容は生理的に受け付けないのだ。
だが、事実だった。
そして、僕はこれによる精神的な苦痛を実際に受けている。
「なぁジイサン」
「ん?」
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