ダイヤ「クリスマスのサンタさま」千歌「……え?」
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6: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2018/12/28(金) 05:35:55.54 ID:61VgGgXt0


千歌「そ、そんなサンタさまはさー」

ダイヤ「?」

千歌「どこでプレゼント調達してるんだろうねー!?」

ダイヤ「……はぁ、千歌さん」

千歌「はいー!?」

ダイヤ「プレゼントのことを詮索するのは卑しいですわよ」

千歌「……だよねー!!? 冗談だよー!?!?」

ダイヤ「……?? 千歌さん、なんだか様子がおかしくないですか?」

千歌「き、気のせいだよ!!」

ダイヤ「はぁ、そうですか……」

千歌「そ、それより、今日は何時に寝るつもりかな!?」

ダイヤ「そうですわね……。0時になって起きていたら、サンタさまに迷惑が掛かってしまいますわ。10時くらいには布団に入って居たいと思いますが……」


時計を振り返る。

現在の時刻は午後9時。


千歌「ダメだよ、ダイヤさん!!!」

ダイヤ「え!? 今度はなんですか!?」

千歌「眠りが浅かったりしたら、サンタさまが部屋に入りづらいって感じちゃうかもしれないでしょ!?」

ダイヤ「……!! 確かに……!!」

千歌「それに、今日は、チカがー無理矢理ー誘っちゃったからー……」


自分で言ってて軽く泣きそう。


千歌「慣れない枕で、寝付くのに時間掛かるかも……しれないし……」

ダイヤ「……その通りですわ」

千歌「ちゃんと静かに眠って、良い子にしてないと……サンタさま、プレゼント、くれないから、さ」

ダイヤ「……千歌さん」

千歌「……はい」

ダイヤ「考えが甘かったのはわたくしの方でしたわ……。今日と言う大事な日、ちゃんとサンタさまに向き合って、早く就寝しましょう」

千歌「……うん……そうだね、今日はもう寝ようね」

ダイヤ「……ええ!!」


気合いたっぷりに就寝を意気込むダイヤさんを尻目に、私は独り静かに──覚悟を決めた。





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